SEMINAR

7月24日(木)プロジェクト研究会「ゼッカ以前、ゼッカ以後 ―アマンのリゾート革命とは 何だったのか」 Seminar 'Before and After Zecha ―What was the Revolution of Aman Resorts?'を行いました。

日時:7月24日(木)16:30~18:00
場所:町田キャンパス30号館201教室
講師:山口 由美
(旅行作家、『アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命』著者

Date 24th, July, 2014, THU 16:30~18:00
Venue Machida Campus, 30th Building, 201 Classroom
Lecturer Yumi Yamaguchi (Travel Writer)

コーディネーター 梶原 景昭(21世紀アジア学部)
Coordinator Kageaki Kajiwara (School of Asia 21)

山口由美氏は、ホテル・リゾートを中心的な対象とした旅行作家で、これまで数多くの著作を刊行。なかでも2013年刊の『アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命』は話題を呼んだ。
研究会当日は、当センター研究員を中心に、大学院生や学部生をまじえたオーディエンスに対し、1980年代末に誕生し、現在アジアに20数ヶ処を数えるアマン・リゾートの画期的な意味と、創立者エイドリアン・ゼッカ、そこにまつわる人びと、スリランカの建築家ジェフリー・バワなど時代のトレンド・セッターのライフ・スタイルと人物像について著作の一端を語っていただいた。
アマンは、小規模、ローカル文化の重視、独特のマーケティングを通して、従来のリゾートの概念を変え、短期の物見遊山ではない、長期滞在、地元密着、環境重視のリラックスした新しいライフスタイルを提供し、実現させ、その影響はその後のアジア各地(日本も含めて)のリゾートホテルに明らかな痕跡を残していることにも言及された。ゼッカと日本との繋がりについても述べられたが、リゾートにとどまらず、ひとつの時代のスタイルをも彷彿とさせられる、スリルにあふれた講演で、大きな反響を得たものであった。山口氏が述べられた、今年6月のロシア人新興不動産王による買収とゼッカの引退はひとつのエポックの終焉といってよいだろう。

20140731153938.JPG