SEMINAR

1月17日(土)プロジェクト研究会「ジャワ王宮文化研究会」 Seminar 'Palace Culture in Jawa'を行いました。

日時:1月17日(土)14:00~16:00
場所:世田谷キャンパス メイプルセンチュリーホール5階第1会議室

Date 17th, January, 2015, SAT 14:00~16:00
Venue Setagaya Campus, Maple Century Hall, 5F Conference Room 1

コーディネーター 柴田 德文(政経学部)
Coordinator Tokubumi Shibata (Faculty of Political Science and Economics)

 当日は、AJセンター研究員、学外研究者、学生を含む19名が出席して研究会が行われた。
 最初に柴田德文センター長から、挨拶ならびに、本プロジェクトにおけるこれまでの活動の紹介と今後の研究の展望についての説明があった。
 ついで、戸津正勝研究員からは、2月19日から21日にかけて行われる「第4回『ジャワ王宮文化』国際共同調査」の計画について次のとおり発表があった。
 「王宮の人々のライフスタイル」をテーマにした今回の調査は、センター研究員をはじめ、学外研究者や伝統産業人の参画が予定されており、主にマンクヌガラン王宮とカスナナン王宮において実施される。王宮の儀式・儀礼やそれらの背景にある哲学・思想・宗教、また、バティックをはじめとする王宮の伝統工芸など、広く王宮文化を探訪する予定である。なお、当地の王宮から本プロジェクトに対して高い期待が寄せられていることも併せて報告された。
 また、柴田センター長からは、異なる文明が各地で衝突している現在の国際社会のなかで本研究がもつ意味、すなわち多層的な文化をもつインドネシアが一つの国としてまとまっている要因を考えることの意義について補足説明がなされた。
 その後、各参加者からは、それぞれの専門分野や関心(例えば、陶磁器等の工芸、舞踊等の身体文化、服飾・着物、料理等)をもとにした見解が示され、調査対象としての王宮文化の面白さや可能性などについて議論が繰り広げられた。
 これらの議論を通じて、「王宮文化を尊重する」という姿勢・前提の大切さ(戸津)、ならびに、実地でその文化の中に入って探求することの必要性(柴田)などが確認された。
 最後にまとめとして、柴田センター長から、「インドネシア学」を多様な視点から研究しその方向性を探りながら発展させていく方針であることが説明され、2月に行われる調査への期待が述べられた。

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