SEMINAR

12月18日(金)プロジェクト研究会 「中国から見たTPP」 Seminar 'The Trans-Pacific Partnership (TPP): A View from China' を行いました。

日時:12月18日(金) 10:45~12:15 
場所:町田キャンパス 30号館 2階 30201教室
講師:楊棟梁(南開大学 世界近現代史研究センター所長、教授)

Date:18th, December, 2015, FRI 10:45~12:15 
Venue:Machida Campus, 30th Building, 2F, 30201 Classroom
Lecturer:YANG, DONGLIANG (Director, Research Center for the History of Modern World, Nankai University/Professor)

コーディネーター:平川 均(21世紀アジア学部)
Coordinator:Hitoshi Hirakawa (School of Asia 21)

2015年12月18日、中国の南開大学世界近現代史研究センター長の楊棟梁教授を招いて、セミナーを開催した。今秋、アメリカのアトランタに集まった環太平洋の12カ国によるTPPの大筋合意が中国に与えている影響についての報告であった。TPP大筋合意を受けて「中国のような国に貿易ルールを書かせない」とオバマ大統領がホワイトハウスから声明を出したように、TPPは台頭する中国を意識したアメリカの対アジア戦略の面が色濃い。中国は、この事態をどう受け止めているかは私たちにとっても大きな関心事である。
 楊教授は、中国国内でなされているTPPに対する議論を4つの観点から整理できるとして、アメリカ陰謀論、加入悲観論、連衡反撃論、改革進化論と命名して、それぞれについて丁寧に説明がなされた。説明を通じ、中国のTPP加盟は確かに困難であるが、同時に今後の方向性として改革を強力に推し進めていくだろうことが示された。学生には難しい課題であったが、明快な報告に刺激され、講演後には教授に質問をする学生の姿も見られた。時機を得た研究セミナーであった。

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