2010年度 世田谷市民大学 連続講義


「アジアの家族」

第6回 松岡先生 5月26日 6/9
インドの家族2 映画『家族の四季』から読み解く理想の家族
●一方、ロンドンの兄ラーフルの家では、妻アンジャリーがラーイチャンド夫妻の写真に朝の挨拶をしながら、愛国歌「世界で一番のインド」を歌っています。



(歌)
我々は祖国の園の 小鳥たち
この園は我々のもの
世界で一番の場所
我々のインド


(アンジャリーはロンドンにいても、伝統的なインドの嫁というスタイルを守っています。サリーを着て、既婚の印である首飾りマンガルスートラを着け、髪の分け目には吉祥の赤い粉シンドゥールも付けて、毎朝のお祈りを欠かさないのです)


●アンジャリーの妹プージャーも成長し、現在は大学生。その大学に、ローハンが留学してきます。最初は彼がわからなかったプージャーですが、ローハンとわかってからは、彼に協力して義兄と姉をインドに戻らせようと画策します。



プージャー
姉はいつも言ってるわ、妻として嫁として生きたいって
姉は妻だけど嫁ではない
義兄(にい)さんはいつだってご両親を思っている
でも 口に出さない
家には写真がある
でも 見ようとしない
私たちは、ここに落ち着いた幸せな一家に見えるでしょう
よく見ると不幸なのよ


(結婚後、「嫁」になることがいかに大切かが、若いプージャーの口から語られます)