2012年度 世田谷市民大学 連続講義


「アジア女性群像」

第5回 松岡先生 6月16日 5/6
プーラン・デーヴィーの生涯
〜"盗賊の女王"の生き方からインドを見る〜
プーランはグッジャルに誘拐されて連れ回され、暴力をふるわれたり、レイプされたりします。この盗賊団の中に、プーランと同じマッラーのカーストに属するヴィクラム・マッラーという青年がいました。一般的にインド人には、母親に対する信頼、愛、尊敬が深く存在していますが、ヴィクラムもまた、母親に通じる女性は誰でも大事にしなくてはいけない、という考えを持った人でした。ヴィクラムはプーランがレイプされたりするのを見ていられず、グッジャルを殺して自分がリーダーの地位を奪います。そしてプーラン・デーヴィーを自分のパートナーとして遇し、盗賊団をまとめていきます。
そんな時、刑務所に捕まっていたタークル・カーストの盗賊であるスリーラームとラーラーラーム兄弟が、釈放されて盗賊団に帰って来ます。帰って来てみたら、グッジャルは殺され、ヴィクラム・マッラーがリーダーになっていた。下層カーストのくせに、どうもあいつは目障りだ、とスリーラームはヴィクラムを殺す機会をうかがい、ついには殺害してしまいます。

映画『女盗賊プーラン』Part 6

その後スリーラムはプーランを自分たちの村、ベーフマーイー村に連れて行き、代わる代わるレイプしたり、辱めたりします。プーランはそこから何とか逃れ、今度は別の盗賊マン・シンと一緒になって盗賊団を結成します。そして、スリーラームがベーフマーイー村に来るという情報が入ると、復讐のため村を急襲したのです。村に行ったプーランは、タークルカーストの男たちを連れ出し、その中にスリーラームがいなかったにもかかわらず、20人ぐらいを撃ち殺してしまいます。

映画『女盗賊プーラン』Part 9


映画『女盗賊プーラン』Part 11