2009年度 世田谷市民大学 連続講義

シンガポール:アジア諸国を後背地に持つ他民族・他文化都市
<レジュメ>
4.シンガポール:アジア諸国を後背地に持つ多民族・多文化都市
| A. |
シンガポールの人口構成~総人口484万人(2008年)(出典:Wikipedia"Singapore") |
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華人 75.2%~福建系41%、潮州系21%、広東系15%、客家系11.4%など
マレー系 13.6%
インド系 8.8%~主としてタミル地方出身者
その他 2.4%~ユーラシア系、アラブ系など
宗教:仏教徒(道教を含む) 51%
キリスト教徒 15%
イスラム教徒 14%
その他~ヒンドゥー教徒、シク教徒、ユダヤ教徒など |
| B. |
シンガポール略史&シンガポール大衆文化略史(含むマレーシア) |
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| 1800 |
19 |
ラッフルズ上陸/中国人移民の増加 |
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26 |
海峡植民地/インド人移民開始 |
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| 1900 |
10 |
マレー高等文官制度実施 |
05? |
日本人興行主(吉沢商店香山駒吉ら)シンガポール等マレー地域で日露戦争実写フィルム上映(欧米、中国、インド等の映画上映盛んに) |
| 1910 |
14 |
中国人契約労働者の移民禁止 |
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| 1920 |
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24 |
邵仁枚(ランミー・ショウ)上海からマレー半島へ |
| 1930 |
30 |
労働者の移民制限 |
26 |
邵逸夫(ランラン・ショウ)もマレー半島へ |
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30 |
マラヤ共産党結成 |
33 |
初の長編劇映画「ライラ・マジュヌン」製作(マレー語)
/プロデューサーと監督はインド人) |
| 1940 |
41 |
日本軍マレー半島に上陸 |
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45 |
太平洋戦争終結 |
37 |
映画会社ショウ・ブラザーズ設立 |
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46 |
シンガポール、イギリスの直轄植民地に |
47 |
ショウ・ブラザーズがシンガポールでマレー語映画製
作再開(会社名:マレイ・フィルム・プロダクション) |
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48 |
マラヤ連邦発足 |
48 |
マレー人俳優&歌手P.ラムリーが悪役でデビュー |
| 1950 |
54 |
李光耀(リー・クアンユー)人民行動党創設 |
51 |
映画会社キャセイがクリスと組みマレー語映画製作
(招聘インド人監督各社で活躍)
P.ラムリー人気者に/妻サロマとのデュエット等ヒット |
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57 |
マラヤ連邦がイギリス連邦内で独立 |
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59 |
李光耀シンガポール首相に |
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| 1960 |
60頃 |
国民統合強力推進 |
60 |
クリスが分離しKLでムルデカ・フィルム・スタジオ設立 |
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63 |
マレーシア連邦発足(マラヤ+シンガポール等) |
64 |
キャセイの社長陸運涛(ロク・ワントー)が台湾での航空機事故で急死 |
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65 |
シンガポール離脱し独立・李光耀首相 |
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67 |
東南アジア諸国連合(ASEAN)発足 |
67 |
ショウ・ブラザーズのスタジオ閉鎖 |
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69 |
中国語文字を簡体字に |
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| 1970 |
70 |
アブドル・ラザク政権成立(マレーシア) |
72 |
キャセイがスタジオ閉鎖/シンガポール映画製作停止 |
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71 |
ブミプトラ政策開始(マレーシア) |
73 |
P.ラムリーがマレーシアで死去 |
| 1980 |
81 |
マハティール政権成立(マレーシア) |
88 |
シンガポール国際映画祭始まる |
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81 |
ルック・イースト政策始まる(マレーシア) |
89 |
ディック・リーのアルバム「マッド・チャイナマン」ワールドヒット |
| 1990 |
90 |
李光耀首相退任・呉作棟(ゴー・チョクトン)が新首相に |
91 |
シンガポール映画再開・キャセイ「ミディアム・レア」製作 |
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90 |
中国との国交正常化 |
95 |
シンガポールで初のインディペンデント映画「ミーポック・マン(シンガポール・ヌードル)」製作 |
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98 |
「お金が不足」が大ヒットし興収約4億円に |
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98 |
「フォーエバー・フィーバー」70日ロングラン |
| 2000 |
03 |
マハティール退任・アブドラ首相誕生(マレーシア) |
05 |
マレーシアで多文化社会を描く「細い目」がヒット |
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04 |
呉作棟首相退任・李顕龍(リー・シェンロン/李光耀の長男)が新首相に |
07 |
「881 歌え!パパイヤ」が大ヒット?歌台ブーム |
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08 |
「お金が不足2」がヒット |
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| C. |
シンガポールの文化 |
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| 1. |
言語 |
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①公用語~英語、華語、マレー語(国語となっている)、タミル語
②日常の使用言語
英語~シングリッシュ
中国系諸語~華語(=普通話、北京語、標準中国語。文字は簡体字を使用)、福建語、潮州語、広東語、客家語、海南語など
インド系諸語~タミル語、マラヤーラム語、パンジャービー語、ヒンディー語、ベンガル語、ウルドゥ語など
東南アジア諸語~マレー語、インドネシア語、タイ語、ビルマ語、ピリピノ語(=タガログ語)、他のフィリピン諸言語など |
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| 2. |
後背地文化の受容(映画) |
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中国語映画~香港映画、台湾映画、中国映画
インド映画~ヒンディー語映画、タミル語映画
マレー語映画~マレーシア映画、インドネシア映画
その他~タイ映画、フィリピン映画
+シンガポール映画~英語映画、中国語映画 |
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| 4. |
文化受容への規制 |
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・性表現
・暴力
・国民統合への敵対
上映禁止作品~『ボンベイ』(インド/1995)、『僕の恋、彼の秘密』(台湾/2004)など |
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| 5. |
独自の文化は? |
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歌台~旧暦7月の中元節(お盆)に街頭で催される伝統演劇→歌謡ショーに
プラナカン(Peranakan)文化~ババ(Baba/男性)とニョニャ(Nyonya/女性)
ディック・リー(李炳文)~シンガポール人は”バナナ” |
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